今回は、一条工務店のアイスマート・アイキューブどちらも、オプション代をかけず、標準仕様で設置できるハニカムシェードについてです。
とても便利なハニカムシェードは、毎日上げ降ろしを繰り返すため、使用頻度は高いです。
毎日使うからこそ、便利に使いたい、知っている人は知っている目からうろこな使い方を紹介します。
ポイントはハニカムシェードを上げる時です。
ハニカムシェード
ハニカムシェードは3種類あり、レース・断熱・遮光とあります。
我が家は断熱ハニカムシェードにしましたが、どのハニカムシェードでも構造は同じです。
オプションになりますが、上げ降ろしするひものない電動ハニカムシェードに変更もできます。
使用頻度の高い場所や吹き抜けのあるリビングの窓は、長いひもを吊るすのは、見栄えがあまりよくないので、電動ハニカムシェードにして、リモコンで上げ降ろしできます。
我が家は、リビングのハニカムシェードを電動にしています。
ハニカムシェードの役割
日差し・明るさの調整
カーテンの代わりに使用して、日差しを遮ることが出来ます。
遮光タイプは、外からも内からも光を遮ります。
断熱タイプは、光はある程度入りますが断熱効果で室内の温度を保つ効果があります。
寝室の日光が気になったり、西日がまぶしいなど、部屋の用途によって使い分けが考えられます。
断熱効果
カーテンと違い、窓と室内の空気をハニカムシェードで遮断できます。
窓はLow-Eガラスと樹脂サッシで断熱効果は高いのですが、窓枠の部分や金属レール部分は触ってみると冬場は冷たいです。
そのため、ハニカムシェードで遮断してやらないと、室内の空気が冷やされてしまいます。
夏場は、その逆で室内の空気が暖められてしまうはずです。
よって、ハニカムシェードの断熱効果はとても高いので、省エネが期待できます。
目隠し効果
我が家の断熱ハニカムシェードは閉めてしまうと、外の様子は見えなくなります。
開けると、外の様子はバッチリ見えるのですが、逆に、中の様子が見られてしまいます。
Low-Eガラスの窓は少し緑っぽいので、目隠し効果があるかと思いましたが、室内が明るいとバッチリ外から見えてしまうようで、オープンステアまでよく見えるほどだそうです。
すぐにレースを取り付けようとしましたが、窓枠には、カーテンレールはついていないので、取り付け金具を用意しなくてはなりませんでした。
ハニカムシェードを締め切ってしまえばいいと提案しましたが、妻曰く、
締め切るのは気分が良くない
結果、カーテンレールをDIYで設置しました。
機会があればまた紹介できればと思います。
ブラインドとの違い
私は今まで、ハニカムシェードはブラインドと同じような構造のようにイメージしていました。
ブラインドは、「上げるなら引張る」「降ろすなら緩める」の使用方法です。
しかし、ハニカムシェードの構造は、ひもが輪になっていて、緩めることはなく、上げ降ろしどちらも場合もひもを引張る必要があります。
なので、私は
上がる方向と降ろす方向は決まっている
と、思っていました。
私と同じように考えている人は多いと思うのですが、これが間違いでした。
知っておくと便利な使い方
ポイントはハニカムシェードを上げる時です。
朝一に寝ぼけながらハニカムシェードを上げることが多いのですが…
ハニカムシェードを上げる時
普通に考えると、シェードを上げる方向に引っ張りたいのですが、どちらのひもを引張ればいいのかわかりません。
なので、ちょっと引張ってみて、シェードが上がればそのまま引張りますが、下がってしまった場合、ひもを持ち替えてシェードを上げていました。
運が悪いと思いながら、毎朝、ちょっとイライラしていました。
ところが、妻が何気に、
一方向に引張ってればシェードが上がるよ!
と、教えてくれました。
すぐに確認するため、あえて、下がる方向に引張り続けると…
そのまま引張り続けると、完全に閉まった後、なんと上がりだしました!
結果、引張ったひもを引張り続ければハニカムシェードが上がることが分かりました。
ここが、ブラインドとの違いでした。
降ろす時はひもを確認
ひとつだけ、注意することがあります。
降ろす時はこの方法は出来ません。
一方向に引張り続けても、ハニカムシェードは降りてこず、最悪、壊れてしまうようなので注意が必要です。
まとめ
ハニカムシェードは毎日、上げ下ろしをするため、使用頻度が高いです。
特に朝、寝ぼけながらハニカムシェードを上げるときに『どちらのひもを引張ればいいのか』もう悩む必要はありません。
どちらのひもでも、引張り続ければハニカムシェードは上がることがわかりました。
どうでしょうか?私のようにブラインドと同じように考えていた方には、びっくりすることではないでしょうか。
知っている方は当然だと思われると思いますが、ちょっとした小ネタでした。