データで見る一条工務店の太陽光発電と売電<2023.03~.04_経年劣化の兆し?>

一条工務店
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2023年は、想定外の雪で太陽光発電にとっては厳しいスタートとなりました。

太陽光発電量を盛り返すべく、太陽光発電に最も適したシーズンでの発電はどうだったのでしょうか。

2023年3月、4月の我が家の太陽光発電量と売電量データをまとめました。

家を建てる前に一条工務店でシミュレーションした数値と実際の発電量を比較して、シミュレーションの検証もします。

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我が家の太陽光発電パネル

我が家に設置された太陽光パネルはこちらです↓

太陽光パネル
  • 時期:2020年9月
  • 発電容量:9.45kW
  • 東向き
  • 蓄電池対応パワーコンディショナー
  • 売電価格:¥21.00 / kWh(発電設備容量:10kW未満)

太陽光のシミュレーションについては、こちらからどうぞ↓

測定環境

昼間に電気を使用していると思われる機器(待機電力を含む)
  • 全館空調「快適設定」
  • 床暖房・冷房「設定23℃」
  • 太陽光発電機器類
  • エコキュート機器類「ピーク時OFF」
  • 家電(冷蔵庫・TVなど)
  • etc


昼間に太陽光で発電された電力は、全館空調・冷蔵庫などの消費電力に使われると、売電量は少なくなります。

測定結果

一条アプリ』と『電力会社の電気使用量』を使って得られたデータをグラフにしました。

以前の測定データはこちらからどうぞ↓

2023年3月~4月のデータ

図1 太陽光発電量の自家消費量と売電量

太陽光パネルによって発電された2か月分の自家消費量と売電量です。

予想通り、右肩上がりのグラフになっていて、日照時間の増加とともに発電量が増加していることがわかります。

周期的に天気が変わりますが、4月はあまり天気が良くない日の方が多かったようです。


日照時間と発電量のグラフ

図2 太陽光発電量と日照時間の関係

2か月間のデータを日照時間と発電量のグラフにまとめました。

最も発電した2021年4月のデータと比較すると、グラフの傾きがなだらかになっているように見えます。

経年劣化の兆しなのか、過去の最も発電した4月のデータと比較すると、日照時間の割には発電量が少なくなっているようにも感じました。

シミュレーションとの比較

太陽光発電パネルによる発電量は、一条工務店でシミュレーションをしてくれます。

家を建てる前に想定していたシミュレーション結果と実際の発電量が、どれほどの差があったのか検証してみます。

図3 初年度発電シミュレーションと2023年の発電量の比較

緑がシミュレーションの値で、青が実際の発電量です。

太陽光発電パネルを設置した2021年の発電量とも比較します。

シミュレーションの値よりも高いものの、2021年と比較すると発電量は減少傾向にあるように見えます。

しかし、今年の3月は過去一番の発電量を記録しており、やはり天候によって左右されてしまったのかと思います。

経年劣化はパネル自体だけでなく、パネルに積もったゴミや汚れの影響もあるのかなと考えられました。

まとめ

我が家の9.5kW搭載太陽光パネルの発電量と売電量を調べてみました。

3月はいい天気で太陽光発電量は過去最高を記録しました。

しかし、4月はむしろ過去最低となっており、発電ピークを迎えるこの時期には痛手となりました。

発電効率はパネルの劣化の影響もあると思いますが、黄砂や花粉などの汚れもパネルに付着するので、車同様に汚れを洗い流してやりたいと思う、今日この頃です。

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