2021年の太陽光発電に関するデータをまとめてみました。
雨の日も雪の日もありましたが、1年通してデータを見てみると、見えてくるものがありました。
我が家の2021年(2020年9月~2021年8月)の太陽光発電量と売電量をチェックします。
家を建てる前に一条工務店でシミュレーションした数値と実際の発電量を比較して、シミュレーションの検証もします。
我が家の太陽光発電パネル
我が家に設置された太陽光パネルはこちらです↓
太陽光のシミュレーションについては、こちらからどうぞ↓
測定環境
節電を心がけていますが、特に変わったことはせず日常生活を過ごしています。
昼間に太陽光で発電された電力は、全館空調・冷蔵庫などの消費電力にも使われるため、売電量は少なくなります。
測定結果
『一条アプリ』と『電力会社の電気使用量』を使って得られたデータをグラフにしました。
20年9月~21年8月の測定データ
1年間の太陽光パネルによる発電量をグラフにしました。
黒線は発電量の近似曲線で、点線は前後15日間の平均発電量をプロットしています。
・4月が最も発電量が多く、12月が最も発電量が少なかった。
・今年は梅雨入りが早かった分、5月の発電量の落ち込みは予想外だった。
・お盆時期の秋雨前線の影響で発電量の落ち込みがあった。
梅雨・秋雨前線の影響が今年は多かった印象です。
太陽光発電量のピークは5月・6月なので、できるだけこの時期に発電量を稼ぎたいですね。
日照時間と発電量のグラフ
1年間のデータを日照時間と発電量のグラフにまとめました。
日照時間に比例して発電量は増えますが、時期によって同じ日照時間でも2倍近く発電量が違っているのがわかります。
日照時間が少ない雨の日を除けば、グラフの傾きはもう少し横になるのかもしれません。
次に、最も発電した4月と最も発電しなかった12月のデータを比較しました。
一年で最も発電した日は約66kWhだったのに対して、12月の最も発電した日は約32kWh程度でした。
約2倍近く発電量が違っていることがわかりました。
それでも、雨が降ってしまうと、時期に関係なく発電はほとんどしないのが悲しいです。
シミュレーションとの比較
太陽光発電パネルの容量を決めるとき、一条工務店ではシミュレーションをしてくれます。
家建てる前に想定していたシミュレーションの結果と実際の発電量が、どれほどの差があったのか検証してみます。
緑がシミュレーションの値で、青が実際の発電量です。
我が家の年間の発電量をまとめると、
シミュレーション値は『8998kWh』
実際の発電量は 『11701kWh』
およそ130% upの結果になりました。
年間を通して、シミュレーション値よりは多く発電してくれました。
設置した1年目が最も多く発電してくれるのは当然なのかもしれません。
経年劣化によりどんどん発電量は少なくなっていくと思われますので、どこまで発電できるか…運によるところがあるのかもしれないですね。
まとめ
我が家の9.5kW搭載太陽光パネルの2021年間の発電量をまとめました。
1年間データを取得してみると、一条工務店のシミュレーション結果よりは良いデータが出ていました。ひとまず安心です。
余談ですが、ある知り合いの新築の家も太陽光発電パネルを載せているのですが、屋根と一体型になっていないタイプだったため、屋根とパネルの間の隙間に、鳥が巣を作ってしまったそうです。
ハウスメーカーは対応してくれないようで、業者に頼んだそうです。
業者さん曰く、鳥の糞や巣の除去のためには、パネルを移動させる必要がありました。
鳥の巣の撤去費用とは別に、解体費用がかかり、費用は安くない値段だったようで、予想外の出費になってしまったそうです。
シミュレーション以外にも思いもよらぬ事が起こりますので、戸建て住宅は難しいですね。
一条工務店なら屋根と一体化の太陽光パネルなので、同じようなことは起こらないので安心しています。