2021-2022 冬季 i-smartⅡの電気使用量と電気代まとめ

一条工務店
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寒さも和らいで、桜の開花予想も出始めました。

2021-2022年冬季の電気使用量と電気代について、データがまとまったので紹介したいと思います。

原油価格の上昇で、ますます電気代は気になるところです。

生活パターンは各家庭それぞれなので比較にならないかもしれませんが、新しく1人増えた4人家族の我が家の一例をご覧ください。

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太陽光発電

我が家は太陽光発電パネルを設置しています。

10年間は売電価格が高いので、発電した電気は主に売電をしています。

10年を過ぎると売電価格が下がってしまうので、売るよりも消費に使った方が良いと言われています。

まだ悩んでいますが、蓄電池を購入して、出来るだけ太陽光で発電した電気を消費できるようにしたいと考えています。

それが実現できれば、電気代がかからない生活が送れるのかな?!と思っています。

太陽光パネル
  • 時期:2020年9月
  • 発電容量:9.45kW
  • 東向き
  • 蓄電池対応パワーコンディショナー
  • 売電価格:¥21.00 / kWh(発電設備容量:10kW未満)

太陽光発電についてはこちらもどうぞ↓

測定結果

一条アプリ』と『電力会社の電気使用量』を使って得られたデータをグラフにしました。

2021年9月~2022年2月のデータになっています。

昨年のデータはこちらからどうぞ↓

比較すると面白いかもしれません。

太陽光発電量と売電量

図1 太陽光発電量と売電量

太陽光パネルによる発電量とそのうちの売電した量に加えて、日照時間を入れました。
日照時間は電力会社のHPから得たデータです。

昨季は12月が最も発電量が少なかったのですが、今期は1月でした。

1月は降雪によって発電が少なくなった影響だと思います。

太陽光発電量と電気使用量

図2 太陽光発電量と電気使用量

i-smartの我が家で消費した電力量と太陽光発電量をグラフにしました。

電力会社から購入した電気量とデイタイムに消費した太陽光発電量を加えています。

2つ合わせることで、i-smartの我が家で消費した電力になります。

2つを比較すると、12月~2月は太陽光発電量よりも消費量が上回っていました。

理想的には、太陽光発電で発電した電力で家で消費する電力を上回れば電気代はかからない事になります。

12月・1月は一年で最も電気を消費する時期ですが、今期は2月も多い結果でした。

電気料金と売電収入

図3 電気料金と売電収入

緑が電力会社に支払った電気料金で、オレンジが太陽光の売電収入です。

電気料金は12月が最も高かったのですが、売電収入は1月の方が低かったので、実質では1月の方が電気料金がかかったことになりました。

電気代の安いナイトタイムに電気を使用しようと心がけてきましたが、それでも電気料金は高かったようです。

逆に、ナイトタイムに電気の使用をまわさないと電気料金はもっと高くなっていた可能性がありました。

ナイトタイムの電気量と最低気温


今期もいろいろデータを眺めていると、面白いグラフができました。

図4 ナイトタイムの電気量と最低気温の関係


その日のナイトタイムの電気量と最低気温の関係をグラフにしました。

グラフから、最低気温が低くなる11月から2月までナイトタイムで消費する電気量が多くなる傾向がわかります。

おそらく、エコキュートのお湯を沸かす電気量が多くなることと関係していると思いますが、どれだけ省エネを心がけても、気温はどうしようもないです。

冷たい水をお湯にするにはそれだけ、電気量が必要になります。

加えて、電気代を抑えようとナイトタイムで使用しようと心掛けていました。

まとめ

2021-2022年冬季の我が家の消費電力についてまとめてみました。

高気密・高断熱住宅のi-smartの消費電力量は多かったでしょうか?

太陽光発電による売電収入はあるんですが、床暖房+全館空調で寒さを感じず、冬を越すことができるための電気代としては高くはないのかなと思いました。

室温は安定して21~23℃だったので、もっぱら湿度コントロールに注力していました。

加湿器のメンテナンスや給水は、よくやっていた今期でした。

暖房に消費する電気を効率よく使うためには、やはり家の構造が高気密・高断熱であることが消費電力量を抑えることになると思います。



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