2023年は梅雨が長引いた影響で発電量が少なかったと予想されます。
太陽光発電に最も適したシーズンでの雨はとても痛いのですが、実際の発電量はどうだったのでしょうか。
2023年5月から7月の我が家の太陽光発電量と売電量データをまとめました。
家を建てる前に一条工務店でシミュレーションした数値と実際の発電量を比較して、シミュレーションの検証もします。
我が家の太陽光発電パネル
我が家に設置された太陽光パネルはこちらです↓
太陽光のシミュレーションについては、こちらからどうぞ↓
測定環境
昼間に太陽光で発電された電力は、全館空調・冷蔵庫などの消費電力に使われると、売電量は少なくなります。
測定結果
『一条アプリ』と『電力会社の電気使用量』を使って得られたデータをグラフにしました。
以前の測定データはこちらからどうぞ↓
2023年5月~7月のデータ
太陽光パネルによって発電された3か月分の自家消費量と売電量です。
予想通り、梅雨の影響で6月の発電量は少なくなっていました。
晴天の日であれば60kWh程度の発電が見込まれたのですが、残念ながら今年の発電量は少なかったようです。
梅雨明け後の猛暑で発電はしていたのですが、床冷房やその他の電力が消費されてしまったので、売電量は少なくなってしまいました。
日照時間と発電量のグラフ
3か月間のデータを日照時間と発電量のグラフにまとめました。
最も発電した2021年4月のデータと比較すると、さほど変化していないようです。
経年劣化の影響はあると思いますが、過去の最も発電した4月のデータと比較すると、日照時間の割には発電量が少なくなっているようにも感じます。
シミュレーションとの比較
太陽光発電パネルによる発電量は、一条工務店でシミュレーションをしてくれます。
家を建てる前に想定していたシミュレーション結果と実際の発電量が、どれほどの差があったのか検証してみます。
緑がシミュレーションの値で、青が実際の発電量です。
太陽光発電パネルを設置した2021年の発電量とも比較します。
シミュレーションの値よりも高いものの、2021年と比較すると発電量は減少傾向にあるように見えます。
しかし、今年の5月・7月は昨年よりも最も発電した月になりました。
まとめ
我が家の9.5kW搭載太陽光パネルの発電量と売電量を調べてみました。
5・7月は天気がいい日が続き、太陽光発電量は過去最高を記録しました。
それでも6月の梅雨が長引いた影響で発電量は±ゼロのように感じました。
今年の天候はいまいち安定していないようです。